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高血圧

高血圧

「健康診断で血圧が高いと言われたけれど、症状もないし、まだ大丈夫」——そう思って受診を先延ばしにしていませんか。高血圧は自覚症状がほとんどないまま血管を傷つけ続け、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中として現れることから「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれています。西荻窪駅から徒歩7分の中里医院では、循環器専門医である院長が、高血圧の診断から治療、そしてその先にある心臓病・脳卒中の予防までを見据えた診療を行っています。

高血圧とはどんな状態?

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のことです。診察室で測った血圧が「上(収縮期)140mmHg以上、または下(拡張期)90mmHg以上」、ご家庭で測った血圧が「135/85mmHg以上」の状態が続く場合、高血圧と診断されます。

日本には高血圧の方が約4,300万人いると推計されていますが、適切に血圧をコントロールできている方はその一部にとどまります。原因の多くは、塩分のとりすぎ、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレス、加齢、遺伝的体質などが組み合わさった「本態性高血圧」ですが、なかにはホルモンの異常や腎臓の病気、睡眠時無呼吸症候群などが原因となる「二次性高血圧」が隠れていることもあり、その見極めが大切です。

放置するとどうなる?

高い血圧にさらされ続けた血管は、壁が厚く硬くなり、動脈硬化が進行します。その結果、脳卒中(脳梗塞・脳出血)、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈(心房細動)、腎臓の機能低下(慢性腎臓病)、大動脈瘤など、命に関わる病気のリスクが大きく高まります。

大切なのは、こうした合併症が起こる前に治療を始めることです。血圧を適切に下げることで、脳卒中や心筋梗塞のリスクを大きく減らせることが、多くの研究で確かめられています。

当院の高血圧診療の特徴

  • 血圧測定・家庭血圧の指導:正しい測り方と記録の付け方をご案内します。診察室では正常でも家庭で高い「仮面高血圧」の発見にも役立ちます。
  • 心電図検査:高血圧による心臓の肥大や不整脈の有無を確認します。
  • 胸部レントゲン検査:心臓の拡大や大血管の状態を確認します。
  • 血液検査・尿検査:腎臓の機能や電解質、二次性高血圧の手がかりを調べます。血液検査の結果は原則翌日に判明します。
  • 24時間ホルター心電図:動悸や脈の乱れを伴う場合に行います。
  • 睡眠時無呼吸症候群の簡易検査:いびきや日中の眠気がある方の高血圧の背景に、睡眠時無呼吸が隠れていることがあります。

治療について

治療の目標値は年齢や合併症によって異なりますが、多くの方では「診察室血圧130/80mmHg未満、家庭血圧125/75mmHg未満」が目安となります(75歳以上の方では少し緩やかな目標を設定します)。なお、診察室では緊張から血圧が高く出る「白衣高血圧」の方も少なくないため、当院では家庭血圧の記録を重視し、数回の測定結果と検査をあわせて総合的に診断したうえで治療方針を決めています。

治療の基本は生活習慣の改善です。減塩(1日6g未満が目標)、適度な運動、減量、節酒、禁煙について、続けやすい方法を一緒に考えます。生活改善だけで目標に届かない場合は、降圧薬による治療を行います。降圧薬には多くの種類があり、年齢や合併症に応じて適切な薬を選択します。副作用や飲み合わせが心配な方も、遠慮なくご相談ください。

健康診断で血圧を指摘された方へ

健診結果の用紙をお持ちのうえ、お気軽にご来院ください。「要精密検査」「要治療」と書かれていなくても、家庭血圧が135/85mmHgを超える日が続くようであれば、一度ご相談いただくことをおすすめします。WEB問診をご利用いただくと、当日の診察がスムーズです。

よくあるご質問

Q. 血圧の薬は一度始めたら一生やめられませんか?

A. 必ずしもそうではありません。減量や減塩がうまくいき、家庭血圧が安定して低い状態が続けば、薬を減らしたり中止できたりする場合もあります。自己判断での中断は危険ですので、必ず医師と相談しながら調整しましょう。

Q. 家庭ではどのように血圧を測ればよいですか?

A. 朝(起床後1時間以内・排尿後・朝食前)と夜(就寝前)の1日2回、椅子に座って1〜2分安静にしてから、上腕で測るのが基本です。測った値は手帳やアプリに記録し、診察時にお持ちください。

Q. 症状がないのに治療は必要ですか?

A. 高血圧の治療は「いまの症状をとる」ためではなく、「将来の脳卒中や心筋梗塞を防ぐ」ための治療です。症状がない段階から始めることに意味があります。

Q. どのくらいの頻度で通院が必要ですか?

A. 治療開始直後や薬の調整中は2〜4週間ごと、血圧が安定した後は月1回程度の通院が一般的な目安です。生活リズムに合わせて無理なく続けられるよう、ご相談のうえ決めていきます。

ご予約・ご相談

高血圧の治療は、通院を続けやすいことが何より大切です。当院はWEB予約・WEB問診に対応しており、西荻窪駅から徒歩7分と通いやすい立地です。健診で血圧を指摘された方、家庭血圧が気になる方は、お気軽にご相談ください。

この記事の監修:中里医院 院長(日本循環器学会認定 循環器専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医)

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