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健康診断で「血圧が高い」と言われたら?再検査の目安と受診のタイミング

2026.08.14

健康診断の結果表に「血圧高値」「要再検査」と書かれていたものの、特に症状もないのでそのままにしている——そんな方は少なくありません。しかし高血圧は、自覚症状のないまま血管を傷つけ続け、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中として現れることから「サイレントキラー」と呼ばれています。今回は、健診で血圧を指摘されたときに、どのタイミングで医療機関を受診すべきかを解説します。

健診の血圧はどこからが「異常」?

診察室や健診会場で測った血圧が「上(収縮期)140mmHg以上、または下(拡張期)90mmHg以上」の場合、高血圧が疑われます。ただし、健診のときだけ緊張で血圧が上がる方もいれば、逆に健診では正常なのに普段は高い「仮面高血圧」の方もいます。大切なのは、1回の測定値だけで判断せず、ご家庭での血圧を確認することです。ご家庭で測った血圧では「135/85mmHg以上」が高血圧の目安になります。

受診の目安:この数値なら早めに

健診結果が次のいずれかに当てはまる方は、症状がなくても受診をおすすめします。

まず、上が140mmHg以上または下が90mmHg以上だった方。この段階で一度、家庭血圧の測定方法の指導と、心臓や腎臓に負担が出ていないかの検査を受けておく価値があります。次に、上が160mmHg以上または下が100mmHg以上だった方は、できるだけ早めの受診をおすすめします。この水準になると、生活習慣の改善だけでなくお薬による治療が必要になることが多いためです。そして、血圧に加えて血糖値やコレステロールも指摘された方。リスクが重なると動脈硬化は一気に加速するため、総合的な評価が必要です。

受診すると何をするの?

当院では、健診結果の用紙を拝見したうえで、家庭血圧の正しい測り方をご案内し、心電図・胸部レントゲン・血液検査・尿検査などで「血圧の高さが心臓・腎臓・血管にすでに影響していないか」「ホルモンの異常など別の原因が隠れていないか」を確認します。そのうえで、お一人おひとりの年齢やリスクに合わせて、生活習慣の改善から必要に応じたお薬まで、無理のない治療計画を一緒に立てていきます。

まとめ:健診結果は「未来を変えるチャンス」

高血圧の治療は、いまの症状をとるためではなく、5年後・10年後の脳卒中や心筋梗塞を防ぐための治療です。数値の異常を教えてくれる健診は、将来を変える絶好のチャンスです。健診結果の用紙をお持ちのうえ、お気軽にご相談ください。当院は西荻窪駅から徒歩7分、WEB予約に対応しています。

受診の際にお持ちいただきたいもの

診察がスムーズになる持ち物を3つご紹介します。第一に、健診結果の用紙。可能であれば過去数年分もあると、数値の変化の傾向が分かり評価の精度が上がります。第二に、家庭血圧の記録(測っている方のみで結構です)。第三に、お薬手帳。市販薬やサプリメントの中にも血圧に影響するものがあるためです。当院では心電図・胸部レントゲン・尿検査は当日その場で行い、血液検査の結果は原則翌日に判明します。評価から治療方針のご提案まで、スピード感をもって進められる体制を整えています。

よくあるご質問

Q. まず家庭で血圧を測ってから受診した方がよいですか?

A. それでも構いません。むしろ1〜2週間分の朝晩の記録があると、初回の診察から正確な評価ができます。ただし、健診の血圧が160/100mmHgを超えていた方や、頭痛・めまいなどの症状がある方は、記録を待たずに早めにお越しください。血圧計をお持ちでない方には、受診時に選び方からご案内します。

Q. 3040代でも受診した方がよいですか?まだ若いので様子を見たいのですが。

A. 若い方こそ一度の受診をおすすめします。若年の高血圧は、ホルモンや腎臓の病気が原因の「二次性高血圧」の割合が比較的高く、原因を治せば血圧が正常化することもあるからです。また、血管へのダメージは年数をかけて蓄積するため、放置期間が長い方ほど将来のリスクが大きくなります。

 

 

関連ページ: 高血圧の治療について(西荻窪の中里医院) ご予約: WEB予約をご利用ください(https://m-cf.sh/dpqetnf

監修:中里医院 院長(日本循環器学会認定 循環器専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医)

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