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新型コロナワクチンは今年も打つべき?定期接種の対象と考え方

2026.09.14

「コロナのワクチンって、まだ打ったほうがいいんですか?」——外来でよく聞かれる質問です。新型コロナワクチンは現在、毎年秋冬に接種する「定期接種」として位置づけられており、対象となる方には引き続き接種が推奨されています。今回は、定期接種の対象と、接種を考えるうえでのポイントを整理します。

現在の新型コロナワクチンの位置づけ

新型コロナワクチンは、季節性インフルエンザと同じように、流行しやすい秋冬に備えて年1回接種する形になっています。ウイルスは今も変異を続けており、ワクチンもその年の流行株に対応したものに更新されています。「以前打ったから大丈夫」ではなく、「今年の分を打つ」という考え方になっている点がポイントです。

定期接種の対象となる方

秋冬の定期接種の対象は、65歳以上の方、および60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器などに重い持病のある方です。対象の方は自己負担が軽減されます(杉並区の案内をご確認ください)。対象以外の方も任意接種として接種は可能ですので、重症化リスクや生活環境に応じてご検討ください。

接種を特に考えていただきたい方

新型コロナは、高齢の方や、高血圧・糖尿病・心臓病などの持病がある方で重症化しやすいことが分かっています。当院に生活習慣病や心臓病で通院中の方は、まさにワクチンの恩恵が大きい層です。また、インフルエンザワクチンとの同時期の接種も可能ですので、「秋にまとめて」と考えていただくと接種忘れを防げます。

当院での接種について

当院では新型コロナワクチンも予約不要で接種いただけます。診療時間内にそのままお越しください。定期接種の対象の方は、区から届く書類をお持ちください。接種後は院内で少し休んでいただき、体調に変わりがないことを確認してからお帰りいただきます。

まとめ

新型コロナワクチンは「打ち終わったもの」ではなく、インフルエンザと同じ「毎年の備え」に変わりました。特に65歳以上の方と持病のある方は、10月からの接種シーズンに、インフルエンザワクチンとあわせてご検討ください。ご不明な点は診察時にお気軽にご相談ください。

ワクチンとあわせて大切な「持病の管理」

新型コロナの重症化リスクを下げるうえで、ワクチンと同じくらい大切なのが、日頃の持病の管理です。血圧・血糖・心臓の状態が安定している方ほど、感染症にかかったときの体の余力が違います。定期通院を続けること、お薬を切らさないこと、体調の変化を早めに相談すること——この当たり前の積み重ねが、実は最も確実な重症化予防です。流行期に入る前の秋は、治療の状態を一度見直すのにも良いタイミングです。

よくあるご質問

Q. 副反応が心配です。どんな症状が出ますか? A. 接種部位の痛みや腫れ、倦怠感、発熱などが出ることがありますが、多くは2〜3日で軽快します。心配な症状が続く場合はご連絡ください。高血圧や心臓病などの持病があること自体は、接種を避ける理由にはなりません。むしろ重症化予防の利益が大きい方々です。気になる点は診察時にご相談ください。

Q. 定期接種の対象ではないのですが、接種できますか? A. 対象外の方も任意接種として接種いただけます(費用は全額自己負担となります)。料金やワクチンの在庫状況はお電話でお問い合わせください。ご家庭内に高齢の方や持病のある方がいらっしゃる場合は、ご家族の接種も感染予防の一助になります。

Q. 接種した日は、お風呂や運動をしてもよいですか? A. 入浴は問題ありません。接種部位を強くこすらないようにだけご注意ください。激しい運動や深酒は当日は控えて、翌日からは普段どおりの生活で結構です。


関連ページ: 健診・予防接種のご案内 ご予約: 新型コロナワクチンは予約不要です。診療時間内にお越しください

監修:中里医院 院長(日本循環器学会認定 循環器専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医)

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